今年のイギリスGPで使用されることになるシルバーストンの新レイアウトで追加されたコーナーやストレートに、名前がつけられた。
700メートルのアリーナ・セクションが追加された新レイアウトが29日(木)に正式オープンした。この新レイアウトは、F1だけではなくMotoGPでも使用されることになる。
新セクションのコーナーやストレートにはそれぞれ、ビレッジ、ループ、ウェリントン・ストレート、エイントリーの名前がつけられた。
500万ポンド(7億2,000万円)の費用をかけて建設された新セクションのオープニングには、レッドブルからクリスチャン・ホーナー(チーム代表)、マーク・ウェバー、デビッド・クルサード(アドバイザー)、そしてメルセデスGPのニック・フライ(チームCEO)が出席した。
2011年にはパドックの複合施設を新設することも予定されており、これに伴ってメインストレートも移動する予定だ。
サーキットのオーナーであるBRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)の会長を務め、29日にはオープニングに出席したアンドルー王子を乗せた2シーターのF1マシンを走らせたデーモン・ヒルは次のようにコメントしている。
「われわれはサーキットのレイアウトを変更したが、今年はまだ2年にわたる開発計画の1年目だ」