スペインの自動車連盟会長カルロス・グラシアが、バレンシアでのヨーロッパGPの将来に心配はないと語っている。
昨年には2回目となるバレンシアでのヨーロッパGPが開催されたが、観客数は非常に少なく、バレンシアはすぐにカレンダーから消えるのではないかとのうわさも出ていた。
F1関係者や観客は、雰囲気の欠けるバレンシアの会場に不満を抱いており、昨年のレースではレース中のオーバーテイクもほとんど見られなかった。
プロモーターであるバルモアは2014年までの開催契約を結んでいるが、スペイン国内では、バルモアが今後のヨーロッパGPに対する情熱を失ったともうわさされている。
しかしグラシアは、バルモアとの最近のミーティングで得た印象は違うものだと語り、『AS』紙へ次のようにコメントした。
「昨年の彼らはポジティブではなかったが、今では、契約に残された期間をきちんと守ると私に言っている」