フェラーリ、ドライバー間の不協和音を否定

2010年04月19日(月)
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フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、中国GPの決勝における一件でフェラーリのドライバー間に不協和音が出ることになったとの憶測を否定した。

中国GPでは、フェラーリのフェルナンド・アロンソがチームメートであるフェリペ・マッサの後ろを走っている際、タイヤ交換のため同じ周に2台ともピットレーンへ向かった。

しかし、コースからピットレーンへ向かう左コーナーでアロンソがマッサのインサイドに入り、マッサは押し出されるような形になってアロンソに抜かれた。

しかも、これによってマッサはアロンソのピット作業が終わるまでアロンソの後ろで待つことになり、いくつかポジションを落とすことになった。

この件について質問されたマッサは、「僕じゃなくてチャーリー(ホワイティング/レースディレクター)に聞いてよ」とメディアへ語っており、フェラーリのドライバー間で不協和音が発生するのではないかとも言われていた。

しかし、ドメニカリは次のようにその可能性を否定した。

「単なるレーシングインシデントだと思っているし、2人のドライバー間に問題は何もない。勝つためにレースしているときには、ああいった瞬間もあるものだ」

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