1-2体制でもチーム内バトルを許すマクラーレン

2010年04月19日(月)
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レッドブルやフェラーリとは異なり、マクラーレンでは1-2体制になっているときでもチームメート同士のバトルを許しているようだ。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは上海で、レッドブルが1-2になっている場合に、ホイール・トゥー・ホイールのバトルを許可しているのはスタート直後の1コーナーまでであることを認めていた。

またフェラーリでも、ドライバーであるフェリペ・マッサは否定していたものの、同じようなチーム内ルールが存在しているとされている。

しかし中国GPの終盤、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップを走行し、2番手にチームメートのルイス・ハミルトンがつけていたものの、ハミルトンはなかなかペースを緩めず、バトンもハミルトンの状況を無線で確認するなど、2人とも優勝を目指して戦っているようだった。

これについて、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはこうドイツのメディアへ認める。

「われわれにとっては、非常に長いレースになった。最終的に、彼らには自由に戦うことを許したので、精神的にはキツイものだった」

「彼らが最後までポジションを守った方が私は安心できたかって? もちろんだよ。そうすれば、私の白髪も増えなかっただろうね」

「だが、1周目から最終ラップまでエキサイティングなレースだった。ショーとしてはいいものになったよ。こういったレースであるべきだ」

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