ブリアトーレ、2013年にF1復帰か

2010年04月14日(水)
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イタリアのメディアが13日(火)、フラビオ・ブリアトーレはF1に復帰してくると報じている。

「彼はすぐに舞台裏で動き始めるだろう」と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は報じ、F1界の最高権威バーニー・エクレストンとともに働いていくことを予想した。

ルノーの元マネジングディレクターであるブリアトーレと、元エンジニアリング責任者のパット・シモンズは、ドライバーに対して故意にクラッシュすることを指示したとして統括団体FIA(国際自動車連盟)から追放処分を受けていた。

しかしFIAは12日(月)、両者と和解に至ったことを発表し、追放処分が2012年末までに短縮されたことを明かしている。

当初FIAは、シモンズに対しては2015年までの追放処分、ブリアトーレに対しては無期限の追放処分を科していた。

ブリアトーレの弁護士から発表された声明の中には、「(ブリアトーレが)FIAに対し、2012年末までF1の運営上の業務には就かないつもりであることを伝えてある」と書かれていた。

だがブリアトーレは先週、イタリアの『Sky Sport 24(スカイ・スポーツ24)』へこう語っていた。

「チームマネジャーとしてF1に復帰することは決してない。だが、もしかすると、2012年より後に(他の形で復帰する)可能性はある」

ブリアトーレのF1復帰について『Telegraph(テレグラフ)』のブログエディターらは、F1にとって「暗黒の日になる」として歓迎していない。

「バカげたことについて話そうじゃないか」

「F1で最も不愉快なショーが、最も満足できない形で終わることになった」と『Telegraph(テレグラフ)』のブログには書かれている。

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