ウィリアムズ、2011年も「タイヤはきっとある」

2010年04月09日(金)
ウィリアムズ、2011年も「タイヤはきっとある」 thumbnail

ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは、2011年のF1にタイヤを供給するメーカーがいなくなるという事態には陥らないと語っている。

F1で単独のタイヤサプライヤーになっているブリヂストンが2010年限りでの供給終了を発表していることから、マレーシアGPでは各チームの代表とF1最高権威バーニー・エクレストンが2011年からのタイヤについて話し合っていた。

ミシュランがF1に復帰するとも言われているが、クムホやハンコックも参入してのタイヤ戦争再開になるとも言われ、ル・マンのように18インチのホイールを採用し、偏平率の低いタイヤにする可能性もあるとされている。

また、リアタイヤの幅を広くすることも話し合われたようだ。

「タイヤはきっとある」とウィリアムズは語り、『motorline.cc』へこう続けている。

「問題は、われわれが無料で供給を受けられるか、代金を支払うことになるかということだ」

「すでに話し合いは行われている。いくつかの企業は過去にF1タイヤを開発したことがあるが、そうでない企業もいる」

ウィリアムズはタイヤ戦争が再開することによるコストの増加を指摘しているが、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、現在のルールを変更するという考えに対して、即座に反対することはないと語る。

「もしタイヤメーカーがF1に参入したいと言うのなら、彼らの目的を考慮し、それをチーム側の目的と合わせるようにする必要がある」とブラウンは語っている。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧