レッドブル系チームに所属する、3人のF1ドライバーの将来が、今後話し合われていくようだ。
『Blick(ブリック)』紙の報道によると、トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリ、そしてレッドブルのマーク・ウェバーの将来について、今年の秋にヘルムート・マルコとディートリッヒ・マテシッツが話し合うという。
マテシッツはエナジードリンクメーカー、レッドブルの創設者であり、マルコはレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めている。
ブエミはトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストから高い評価を得ているものの、先週末のマレーシアGPでアルグエルスアリが大きな成長を証明したこともあり、ブエミの将来も保証されているわけではないようだ。
またレッドブルは、今季レッドブルのリザーブドライバーを務めているダニエル・リチャルドが、F1へステップアップできる状態になったとも考えているとみられる。
マレーシアGPでは、アルグエルスアリが自身初となるポイントを獲得していたが、これからもポイントを獲得し続けていくことを期待しているか質問されると、アルグエルスアリは「もちろんだよ」と答え、さらに続けた。
「これからも僕に期待していいよ。シーズンの後半に向けて、多くのことを期待している」
トストもアルグエルスアリについては、このように『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へ話していた。
「アルグエルスアリはブエミよりコンマ3秒からコンマ5秒遅い。だが、彼にとって今でも多くのサーキットは初めてのコースなんだ」
「しかし、彼も少しずつブエミに近づいているよ」