フェラーリ、マッサとの契約延長を示唆

2010年04月09日(金)
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フェラーリが、ドライバーであるフェリペ・マッサとの契約を更新する可能性が高いと示唆した。

今年フェラーリに移籍してきたフェルナンド・アロンソは長期契約を結んでいるが、マッサの契約は2010年いっぱいとなっている。

マッサの契約が今年いっぱいで切れることから、高い評価を得ているロバート・クビサ(ルノー)がフェラーリへ移籍してくるのではないかとの憶測も広がっていた。

しかし、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、現在のドライバーラインアップに満足しているようで、次のように『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌へ語っている。

「フェリペとともに将来を築いていきたい」

マッサはミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)のチームメートとしてフェラーリへ加入し、2008年は最終戦までルイス・ハミルトン(マクラーレン)とタイトルを争ったが、昨年のハンガリーGP予選で大クラッシュに見舞われていた。

今季はまだ優勝できていないマッサだが、現在ドライバーズ選手権でトップに立っている。

「この数年間で彼が、グリッド上の他のドライバーと同じくらい良いドライバーに成長したとわれわれは感じている」とドメニカリは加えた。

さらにドメニカリは、フェラーリが2011年型車の作業を始める準備を整えたことも明かし、こうコメントした。

「来年はダブルディフューザーが禁止される。新車は完全に新しいプロジェクトになる」

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