フェラーリ、エンジンの信頼性の問題を否定

2010年04月07日(水)
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フェラーリが、エンジンの信頼性に問題を抱えているとの憶測を否定した。

バーレーンGPでは、フェラーリのフェリペ・マッサとフェルナンド・アロンソが2台そろってエンジンを交換。マレーシアGPではアロンソが、エンジンから白煙を出しながらレースを終えていた。

マレーシアGPではさらに、アロンソのトラブルとは関連していないとされているものの、フェラーリエンジンを使用するザウバーの2台もエンジンのトラブルのためリタイアした。

F1では、マクラーレン・エレクトロニック・システムが全チームにECU(電子制御ユニット)を供給しているが、フェラーリはザウバーのトラブルについて、「電子エンジン・マネジメントの不調」が原因だったと明かしている。

またフェラーリは、セパンでアロンソが見舞われたトラブルは突発的で特異なものであり、「一時的なオーバーヒート」が原因になったバーレーンでの問題とは関係ないものだと発表した。

セパンでのアロンソは、ギアボックスにも問題を抱えており、レースのほぼすべてをクラッチなしで走っていたことから、これが「エンジンに何らかの影響を与えた可能性もある」とフェラーリはしている。

「より詳細な分析は、エンジンがファクトリーに戻ってくる水曜(7日)にならないとできない」とフェラーリは加えた。

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