FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティングは、予定していた5日(金)にマクラーレンの本拠地を訪問しなかった。
FIAのテクニカル責任者は、新車MP4-25のリアウイングの構造を調べるため、ウォーキングに招待されていた。
デザインの合法性をめぐる論争は、レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)が先日、マクラーレンのリアウイングには空気を通すための“すき間”があり、これによってストレートラインでのスピードが向上していると語っていた。さらに、ホーナーはフェラーリも説明を求めていると付け加えていた。
情報源によると、ホワイティングは、ブラジルからのフライトに遅れたため、5日(金)に調査をしなかったという。
マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは、FIAがデザインについて懸念を抱かないだろうと語っている。
「われわれが、レギュレーションに合っていることを確認するため、数カ月間にわたってチャーリーと接触していた。われわれは合法であることを確信している」とウィットマーシュは主張している。
ホワイティングは予定を変更して、6日(土)の午後に、ウォーキングを訪問する。