マクラーレン、バーレーン仕様のディフューザーが使用禁止に

2010年03月14日(日)
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マクラーレンの2010年型車MP4-25について、技術面に関する新たな問題が浮上した。

マクラーレンは、モノコック上面に小さなエアインテークを設置しており、これをドライバーがひざで操作し、リアウイングのスリットへ空気を流しているのではないかと言われている。

これがレギュレーション違反なのではないかと意見もあり、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)が違反はないと判断したものの、大きな論争になりつつある。

この問題とは別にFIAはマクラーレンに対して、バーレーンで使用したディフューザーを次戦オーストラリアGPでは使用しないよう指示したという。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、マクラーレンは外部エンジンスターター用の穴を空力的に利用しており、必要以上にこの穴を大きくすることで、ディフューザーの効果を上げていると報じた。

2009年はディフューザーが大論争になっていたが、マクラーレンはバーレーンGP後にディフューザーを修正することに合意しているという。

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