ロバート・クビサのチームメートとしてルノーに加入したビタリー・ペトロフは、クビサの「ナンバー2」ドライバーとして契約したわけではないと語っている。
「まだレースは始まっていない。彼(クビサ)がナンバー2になる可能性だってある」とペトロフはロシアの国営通信社「RIA Novosti(RIAノーボスチ)」へ語った。
また、評価の高いクビサがチームメートになることから、楽なシーズンになることは予想していないともペトロフは話している。
「ドライバーであれば誰でも、自分自身に対する責任がある」とペトロフは加えた。
報道によると、ペトロフは2010年、クビサが獲得したポイントの最低でも25%を獲得することが契約で義務付けられているという。
また、ルノーへ1,500万ユーロ(約18億円)を持ち込むと言われていたペトロフだが、まだ資金を調達できていないようだ。
『Sovetsky Sport(ソベツキー・スポーツ)』紙は、不足している750万ユーロ(約9億円)の支援を求め、ロシアのアスリートがウラジミール・プーチン首相へ嘆願書を送付したとも報じている。