グロジャンはF1デビューを断るべきだったとペトロフ

2010年02月23日(火)
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ロメ・グロジャンはシーズン途中からデビューするオファーに応じるべきではなかった。グロジャンの後任として今季からルノーのドライバーとなったビタリー・ペトロフがこう語っている。

2009年シーズン中にグロジャンがF1にデビューするまで、グロジャンとペトロフはともにGP2のバルワ・アダックスに所属していた。

解雇されたネルソン・ピケJr.の後任としてヨーロッパGPでデビューしたグロジャンだったが、目立った活躍をすることができず、2010年はシートを失うこととなった。

グロジャンはある“ミス”によって、ルノーでのフルタイムのシートを失ったとペトロフは語る。

「グロジャンはシーズン途中にF1へ来るというミスをした」

「得るものよりも失うものの方が多いよ。特に、アロンソでさえ苦労したクルマならね」

「チームは2009年シーズン中に僕へ(デビューを)オファーしてきたけど、僕は断った。父も支持してくれた。フル参戦から始めることが大切なんだよ」とペトロフは『Auto Hebdo(オート・エブド)』誌へ話した。

ペトロフは、チーム体制が変わったルノーへ1,500万ユーロ(約18億6,000万円)を持ち込むとも言われているが、もし3月1日(月)の支払期限を守れなかった場合には、ペトロフもシートを失うとされている。

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