ブリアトーレ、サッカーチーム会長を辞任

2010年02月23日(火)
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ドライバーへ故意にクラッシュしたことを指示したとされるクラッシュゲートや、モータースポーツ界からの追放処分で見出しを飾ってきたフラビオ・ブリアトーレが、またも話題になっている。

ブリアトーレはロンドンのサッカーチーム、クイーンズ・パーク・レンジャースの会長を務めていたが、その職を辞任したことが明らかになった。

ブリアトーレは、F1最高権威であるバーニー・エクレストンとともに2007年9月にチームを買収し、それ以降10回も首脳陣を変更させたが、成績は大きく向上しなかった。

「会長として過ごした3年間は、とても興奮するものであり、信じられないような経験だった。歴史あるクラブの救済を手助けすることができ、将来の成功へ向けた道作りに貢献できて光栄に思っている」

ブリアトーレの辞任を受け、鉄鋼界の大富豪ラクシュミ・ミッタルが保有株式を増やしたが、ブリアトーレとエクレストンもクラブの株式を保有し続けるとのことだ。

またブリアトーレが、自身の高級ファッションブランド、ビリオネアの元パートナーと法廷で争うことも明らかになった。

『Times(タイムズ)』紙の報道によると、ビリオネアの株式をめぐるトラブルにより、デザイナーのアンジェロ・ガラッソが数百万ポンドの損害賠償を請求したいう。

「非常に失望している。フラビオは“私を信じろ”と言い続けていたが、彼は契約のことも、私のことも尊重しなかった」とガラッソは『Times(タイムズ)』紙へ語っている。

ブリアトーレの弁護士はコメントを残していない。

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