カンポスへシャシーを供給することになっているダラーラが、カンポスのプロジェクトは停滞している状態だと認めた。
ダラーラは、F3のシャシーを製造しており、そのほかにもインディカー、GP2やさまざまなジュニアカテゴリーにも関与しているが、カンポスへはF1のシャシーを供給することになっていた。
しかしカンポスについては、財政的な問題が連日報じられており、ダラーラが料金の未払いにしびれを切らし、新規チームのUSF1やF1参戦を目指しているステファンGPとの交渉を開始したとも言われている。
ダラーラのオーナーであるジャンパオロ・ダラーラは、カンポスのプロジェクトについてこう語った。
「設計と開発については、いい仕事をしたと誇りを持って言える。安全テスト(クラッシュテスト)もすべて通過しており、製造も進んでいる」
「残念なことに、われわれにはどうにもできない問題によってプロセスが遅れているが、解決法が見つかり、われわれの作業が無駄になることはないと確信している」