カルン・チャンドックがカンポスと契約し、2010年にF1デビューするとの発表が近いうちに行われるとみられている。
スポンサーから大規模な援助を受けたチャンドックが、カンポスでのシートを獲得したと複数のメディアが報じた。
チャンドックは現在、イタリアでトレーニングを行っているが、チャンドックの父ビッキー・チャンドックは『Times of India(タイムズ・オブ・インディア)』へ、「今は何も言えない」とコメントしている。
さらに『Hindustan Times(ヒンドゥスタン・タイムズ)』は、チャンドックが銀行保証をカンポスへ提出すれば、早ければ26日(金)にも契約に署名が行われ、発表される可能性もあると報じた。
インドのメディアによると、チャンドックはJKタイヤやパンジ・ロイドからの支援を受けているという。また、父ビッキーが銀行からの融資を受け、資金集めを行うとも言われている。
すでにカンポスと契約を結んでいるブルーノ・セナがチャンドックのチームメートになるとみられるが、セナが放出されるとの報道があるのも事実だ。
カンポスでは、チーム会長のホセ・ラモン・カラバンテがチーム創設者アドリアン・カンポスからチームを引き継いだが、このチーム体制変更後もセナの契約が有効なのか正式な発表はされていない。
セナのマネジャーであるクリス・グッドウィンは『BBC』へ次のように語った。
「ブルーノがそこ(ドライバーラインアップ)に加わらないと考える理由はない」
「われわれにしてみれば、非常に明確なことだ。彼は10月に契約を結んでおり、今シーズンはクルマに乗る」