シャシーメーカーのダラーラに対する支払いが未払いになっている問題で、カンポスが時間的な猶予を与えられたようだ。
ダラーラがしびれを切らし、ステファンGPへシャシーの権利を売却したとの報道もあったが、『Diario AS(ディアリオAS)』紙によると、カンポスは400万ユーロ(約4億9,000万円)を17日(水)までに支払う必要があるようだ。
スペインでの報道によると、当初の期限は先週に切れていたとのこと。
『Diario AS(ディアリオAS)』紙は、カンポスがもし支払いを行えない場合、シャシーの権利はステファンGPの管理下に入るとも報じている。
ステファンGPは2010年からF1参戦を目指し、着々と準備を進めているチームだ。
「ダラーラは素晴らしいプロ集団であり、アドリアン(カンポス/チーム代表)のことも、こういったプロジェクトの難しさも知っている」
「なので、両者にとって満足いく解決法を見いだすため、あらゆることをやってくれると信じている」スペインの自動車クラブ会長カルロス・グラシアはこう語った。
グラシアはさらに、報道されていたトニー・ティシェイラによる投資の可能性も残されていると信じているようだ。
その一方で『El Pais(エル・パイス)』紙は、最新のコンコルド協定では、欠場が3戦までであればチームの参戦が取り消されることはないと指摘している。