ハミルトン、バトンをチームメートに迎えることを提案

2010年01月31日（日）

ルイス・ハミルトン（マクラーレン）が、2010年シーズンのチームメートとして、ジェンソン・バトンを迎え入れるという提案をしたことを明らかにした。

以前は、2年間チームメートだったヘイキ・コバライネン（ロータス）が残留すれば満足だと語っていたハミルトン。しかし29日（金）、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュにバトンを推薦したと語った。

「知らなくてもいいことのひとつなんだけど、実は、マーティンに電話して、“ジェンソンはどうかな？”って言ったんだ」とハミルトンは、新車MP4-25の新車発表会の席で、メディアに話した。

「交渉を始める前だったよ」とハミルトンは、付け加えた。

2009年シーズン後、ブラウンGPとの交渉が決裂した直後から、マクラーレンとの交渉を始めたといわれていたため、今回の発言は、メディア関係者を驚かせた。

「僕がドライバーを指名することはできないが、彼ら（マクラーレン関係者）にジェンソンと話をしたらどうかと言ったんだ。彼らが獲得できる最高のドライバーであり、また彼らは最高をドライバーを望んでいたんだ」とハミルトンは語った。

ハミルトンの提案を知っていたか尋ねられたバトンは、首を振った。

またハミルトンは、競争力が高くないドライバーと組むのを好むといううわさを否定した。

「ぼくひとりでは、コンストラクターズ選手権に勝つことはできない。チームメートには、強いドライバーが必要なんだ」とハミルトンは主張している。

「僕をプッシュしてくれるチームメートが欲しいんだ。2007年の（フェルナンド・アロンソの）ときそうだった。そして、2008年、ヘイキも僕をプッシュしたよ。僕はジェンソンを負かすのは難しいと思う。ジェンソンの昨年の結果が物語っているよ」と付け加えた。

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