新規チームのカンポスは、バーレーンで開幕する2010年シーズンの前に行われる4回の合同テストに参加しない可能性が出てきた。
「バーレーンはテストだ。われわれにとって、最初のレースではない」と、ダニエル・アイゼンが『AP』通信に語ったと伝えられている。
今週、バーニー・エクレストンが、カンポスのことを今シーズンに参戦する準備ができていないチームのひとつであると名指しで語っていた。
アイゼンは、F1最高権威であるエクレストンの言葉を認めなかったものの、スポンサーと投資家が見つかるまでは、ブルーノ・セナのチームメートは発表しないことを認めた。3月中旬に開幕する直前まで、発表が遅れる可能性があるようだ。
カンポスは、シャシーパートナーであるダラーラへの支払いを滞納して、2010年マシンが保留になっているとうわさされている。しかし、アイゼンは、財政難についての憶測を退けた。
「誰でも心配している。シーズンがとても長く、われわれは新規参戦チームであるため、それも筋が通っていると言えるだろう。われわれはすべてのものがベストでありたいし、特にクルマが最高な状態でありたい」とアイゼンは語った。