フェラーリを解雇されていたジョン・アイリーがマクラーレンに加入した。
イギリス出身のアイリーは、昨年の7月までフェラーリの空力と風洞の責任者を務めていたが、フェラーリの2009年型車F60の競争力不足が指摘される中で解雇された。
アイリーはこの6ヶ月間、技術者などがすぐに他チームへ移籍することによる情報漏えいを防ぐ“ガーデニング休暇”中だとみられていた。
そして今回、マクラーレンのスポークスマンがアイリーの加入を『Reuters(ロイター)』通信に認めた。
フェラーリでは、チーフデザイナーのニコラス・トンバジスが臨時でアイリーの代役になっていたが、今では正式な後任者が引き継いでいる。
アイリーは、2004年にルノーからフェラーリへ移籍し、それ以前にはマクラーレンやジョーダン(現フォース・インディア)に在籍していた。