ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のレースエンジニアが昇進した。
フィル・プリューは、ハミルトンがF1にデビューした2007年からハミルトン担当のレースエンジニアを務めてきたが、チーム全体を担当するプリンシパル・エンジニアになることをマクラーレンが11日(月)に発表している。
だがマネジングディレクターのジョナサン・ニールは、これによって今年にマクラーレンへ加入する現F1チャンピオン、ジェンソン・バトンが蚊帳の外になるような状況にはならないと語っている。
マクラーレンは「ルイスの専属チーム」になったのか質問されると、ニールはこう答えた。
「そんなことは絶対にない。われわれは、勝てるドライバーが好きだということを、全世界に知らせたい」
ニールによると、2人のドライバーを平等にするため、チーム体制を変更しているようだ。
「ジェンソンとルイスがドライバーになったが、われわれが2人のドライバーに対し、確実に平等な仕事をできるようにしたいと思っている」とニールは語った。
ハミルトンのレースエンジニアはアンディ・レイサムに、バトンのレースエンジニアはジェイコブ・アンドレアソンになる。
レイサムもアンドレアソンも、これまでレースエンジニアを務めたことはない。