F1の最高権威バーニー・エクレストンと、最近にルノーのチーム株式を取得したジェニイ・キャピタルが、スウェーデンの自動車メーカーであるサーブの買収に乗り出していることが明らかになった。
現在はアメリカのゼネラルモーターズ(GM)がサーブのオーナーになっているが、2007年にF1へ参戦していたスポーツカーメーカー、スパイカーもサーブ売却の入札に参加していると『Bloomberug(ブルームバーグ)』が報じている。
「現在のオーナーから、ないがしろにされていたと思うが、いいブランドだ。まだ取得していないが、どうなるか楽しみにしていようじゃないか」とエクレストンは語った。
ジェニイも声明を発表し、エクレストンとともにサーブ売却の入札に参加したことを認めている。
スウェーデンの経済紙『Dagens Industri(ダーゲンズ・インダストリ)』は7日(木)、この他にも入札への参加を計画しているグループがあり、8日(金)に役員会を開く予定だと報じた。
GMはサーブのブランド廃止を決断したとの報道もあるが、今でもさまざまなオファーを検討する姿勢を見せている。
GMのスポークスマンは、次のように語っていた。
「GMはサーブにかんする提案を今でも受け続けており、検討している。話し合いはすべて極秘事項だと考えており、結論が出るまで詳細については話さない」