ニック・ハイドフェルドがメルセデスGPから、2010年のリザーブ兼テストドライバーになることをオファーされているようだ。『Bild(ビルト)』紙が報じている。
『Bild(ビルト)』紙は、ハイドフェルドの加入によって、すでにミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグという2人のドイツ人ドライバーと契約しているメルセデスGPが、「ドイツのナショナルチーム」になると報じた。
2000年からF1に参戦しているハイドフェルドは、ロズベルグのチームメートとしてメルセデスGPに加入することを希望していたが、現役復帰するシューマッハにシートを奪われてしまった。
ハイドフェルドがこれまで在籍していたザウバーは、小林可夢偉のチームメートをペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/テストドライバー)、ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ/テストドライバー)、クリスチャン・クリエンの中から選ぶとみられている。
しかし、ハイドフェルドがルノーへ加入する可能性はまだある。
ルノーとザウバー以外では、トロ・ロッソ、カンポス、USF1に空席が残っている。