危機的な状況から脱出できると報じられていたカンポスだが、カンポスの苦しい状況はまだまだ続きそうだ。
スペインのメディアは、カンポスのホセ・ラモン・カラバンテ会長とF1最高権威のバーニー・エクレストンがカンポス救済に乗り出し、2011年からはフォルクスワーゲンがチームを引き継ぐと報じていた。
しかし、フォルクスワーゲンのモータースポーツ責任者ハンス・ヨアヒム・シュトックは『motorsport-total.com』へ、次のようにこの報道を否定した。
「まったくナンセンスな話だ」
「こういったうわさについてはうれしく思っているが、今の段階でF1はわれわれの中で話題になっていない」
「もしこれが話題になるとしたら、ワールドエンジン(F1やラリーなど複数のカテゴリーで共通のエンジンを使う構想)をベースにしたものになるだろう」