頭部の手術を受けていたフォルクスワーゲンのモータースポーツ責任者ハンス・ヨアヒム・シュトックが、退院した。
元F1ドライバーであるシュトックは、ニュルブルクリンクをアウディR8で走行中、激しいクラッシュに見舞われていた。その際、頭部に血腫ができており、その除去手術を1週間ほど前に受けた。
ドイツ・ノイヴィートの病院で手術を受けたシュトックだが、術後も順調に回復し、すでに退院したと『SID通信』が報じている。
「ようやくチェックアウトできたよ。うれしいね」とシュトックは語り、「素晴らしいケア」をしてくれた病院のスタッフに感謝しているとのこと。
1970年代に81戦のF1出場経験があるシュトックだが、まずは自宅へ戻って静養するようだ。その後シュトックは、9月25日に行われるドイツの耐久選手権に姿を見せる予定だ。