メルセデスのノルベルト・ハウグ(モータースポーツ責任者)がマクラーレンの新車発表を欠席したのは、手術を受けていたためであることが明らかになった。
今季からは提携を縮小することになったマクラーレンとメルセデスだが、お互いの新車発表に出席し、長いものになっている関係を維持することで合意しているとみられていた。
実際に、マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)がシュトゥットガルトで行われたメルセデスGPのチーム発表に出席していた。しかし、マクラーレンが新車MP4-25を発表した際にハウグの姿はなかった。
メルセデスは当初、ハウグは「声に問題」があったため欠席したと説明していたが、この説明には懐疑的な目も向けられていた。
しかし『Bild(ビルト)』紙は、ハウグが最近に甲状腺の手術を受けていたと報じた。
確かにハウグは現在、非常にか細い声になっており、のどが完全に治るには「少し時間がかかる」と認めている。
マクラーレンの新車発表には、ハウグの代理としてメルセデスのスポークスマンであるヴォルフガング・シャトリングが出席していた。