アミゴス・ダ・ヴェロシダーデによれば
「間違いなく私にとって大きな学びの場となった。ルノーでのテストドライバー時代はテクニカル面の基盤を作ってくれて、レースドライバー初シーズンの今年はさらにタイヤの使い方やレースでの駆け引き、コースなどについて非常に勉強になった。本当に素晴らしい年でした」と話し、さらにチームについては、次のように振り返った。
「新規参入チームでみんな今年は厳しい年になるとわかっていた。でもだからこそ自信をもって言えます、本当に多くのことを学ぶことができたのです。これが慣れているチームだとしたら成績は確かによかっただろう、でも学ぶことは同じではなかったね」
テストドライバーでテクニカル面を磨き、デビューでよりタイヤや駆け引きの勉強をしたと述べたディ・グラッシ。生意気な言い方ですがこのドライバーは伸びるなぁと思いました。
冷静さ、テクニカル面の理解力などは上位に立つドライバーの条件として必要不可欠です。マシンセッティングのできるドライバーは強い! あのミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がいい例です。もともと乗りにくく、じゃじゃ馬だったフェラーリマシンをあそこまで強くしたのはシューマッハだと言う人は少なくはない(あくまで個人の意見ですが)。
まぁ、頭デッカチになるのもよくないですけどね・・
どう成長してくれるのか来年のルーカス・ディ・グラッシに注目ですね。
(塚本奈々美)