ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)が、F1に復帰するドライバーが完全に速さを取り戻すには、まる1年必要だと語っている。
2010年のF1現役復帰といえば、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)にばかり注目が集まっているが、長年マクラーレンでリザーブドライバーを務めてきたデ・ラ・ロサも、ザウバーへ移籍してレースドライバーに復帰している。
「最高なレベルでは、簡単なことではないんだよ」
「シーズンが進むにつれて、状況は良くなってきている。数レース走っただけでは、まだ最高な状態に戻らないんだ」
「以前とまったく同じ状態に戻るには、まる1年必要になる」とデ・ラ・ロサはイギリスGP開催中のシルバーストンで語った。
デ・ラ・ロサは、完全にコックピットから離れたことはないと主張する。定期的にマクラーレンの最先端シミュレーターを使っており、実際にコース上でのテストで走行を担当することもあったためだ。しかし、次のようにも加えている。
「ここにいるみんなと対等に戦っていくには、きっとまる一年必要になると思う」