ハミルトン、アロンソの非難は「単なる負け惜しみ」

ルイス・ハミルトン（マクラーレン）とフェルナンド・アロンソ（フェラーリ）の間に、新たな対立が生まれそうな気配が出てきた。

ヨーロッパGPで、ハミルトンはセーフティカーを抜き、ドライブスルーのペナルティーを受けたものの、2位でフィニッシュすることに成功。一方、ハミルトンがセーフティカーを抜いたとき、ハミルトンのすぐ後ろを走っていたアロンソは、最終的に8位という結果に終わったため、スチュワードがレースを「操作した」と激怒していた。

「子どもだってセーフティカーを抜いちゃいけないことは知っている。特に、ウェバー（マーク・ウェバー／レッドブル）が見舞われたような、深刻な事故の後にはね」とアロンソは『El Pais（エル・パイス）』紙へ怒りをあらわにした。

これに対しハミルトンは、ルーキーである小林可夢偉（ザウバー）に抜かれて機嫌が悪かったのだろうと指摘しながら、「負け惜しみ」を言っているとアロンソを非難。『The Sun（サン）』が次のようなハミルトンのコメントを掲載した。

「単なる負け惜しみだよ」

「ザウバーに抜かれるなんて、まったく彼らしくないね。彼は全然違う世界にいたに違いないよ」

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