バトン「バトルはこうやるもんだよ」トルコGP決勝

2010年05月31日（月）

マクラーレンのジェンソンは、2位でトルコGPをフィニッシュしている。

ジェンソン・バトン
「なんてクレイジーなレースなんだ！　いいスタートを決められたんだけど、1コーナーに向けてはルイス（ハミルトン／チームメート）に前をふさがれて、マイケル（ミハエル・シューマッハ／メルセデスGP）がアウト側から僕を抜いていった」

「ターン12へのブレーキングでマイケルを抜き返したけど、バルセロナでのことがあったからうれしかったよ。その後は僕たち4台、マクラーレンの2台とレッドブルの2台が後続を引き離していった」

「オーバーテイクできるほど近づくのは難しかったけど、タイヤをうまくいたわることができて、ピットストップの直前には攻めていて、セバスチャン（ベッテル／レッドブル）との差をつめられた。彼を抜けると思ったんだけど、それは実現しなかったよ」

「でも、僕たちはかなり接近して走っていたから、レース終盤に何が起きてもおかしくなかったし、実際にレッドブルの2台が接触してそれが現実になった。これでルイスと僕が1-2になったんだ」

「その後は2人とも、燃料を節約するように言われた。僕はそのときすでに、30周も燃料を節約していたんだけどね。レースのペースがあんなに速いとも思っていなかった」

「終盤には、ターン8の立ち上がりでルイスに追いついた。なぜ彼が少し遅かったのか分からないけど、ターン12でうまく彼を抜くことができた。3コーナーにわたって、彼とホイール・トゥー・ホイールのいいバトルになったんだけど最終コーナーで僕の位置取りが悪くなってしまって、ホームストレートで並ばれて、1コーナーで抜かれてしまった」

「その後、燃料が限界にかなり近づいていたから、さらに燃料を節約するように言われた。激しいバトルだったけど、接触はしなかったし、僕たちは1-2のままフィニッシュした。バトルはこうやるもんだよ」