フェラーリがシーズン中のテストを禁じるルールの「精神」に反したと批判を受けているが、テスト禁止ルールの明確化が行われるようだ。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、先週にフェラーリがフィオラノで、テストを禁止する合意の「精神」に反して、新エキゾーストのテストを行っていたと非難した。
しかしフェラーリは、ルールで認められている「撮影およびプロモーション」という名目で走行を行っていたため、ルールには違反していなかった。
だが、マクラーレンのチーム代表であり、F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の会長も務めるマーティン・ウィットマーシュは26日(土)、FOTAがこの問題に対処すると語った。
「(テスト禁止ルールの)明確化を行う必要はないと思っていたが、数チームにとっては、その必要があるようだ」
「私としては、不明確な英語だとは思わない。しかし、不明確だと思っている者もいる」
「それなので、あいまいな部分を無くす必要がある。正しく、きちんとした対処になると思っている」とウィットマーシュはコメントした。