ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がカナダGPに優勝し、ドライバーズ選手権トップに躍り出た。
トルコGPでは、レッドブルがチームメート同士でクラッシュしたことによって1-2フィニッシュを達成したマクラーレンだが、カナダGPもマクラーレンの1-2でレースが締めくくられた。
ポールポジションからカナダGPをスタートしたハミルトンは、トップでチェッカーを受け、2戦連続で優勝。チームメートのジェンソン・バトンが、レース終盤にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を抜いて2位になったことで、マクラーレンが2戦連続の1-2フィニッシュを達成することとなった。
カナダGPが行われたジル・ビルヌーブ・サーキットは、コース特性が特殊であることで知られている。ハミルトンも、通常のサーキットではレッドブルが今でも最速だろうと認め、こう語った。
「彼らとのギャップを縮めるため、できることはすべてやっているよ」
今回の優勝により、ハミルトンがバトンに3ポイントの差をつけてドライバーズ選手権のトップに浮上した。コンストラクターズ選手権では、首位に立つマクラーレンがレッドブルとの差を大きく広げることとなった。