バトン、トルコでのバトルに関するコメントを変える

2010年06月11日(金)
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トルコGPでは、レッドブルだけではなく、マクラーレンの2台もチームメート同士でバトルをしたことが話題になっていたが、このバトルに関してジェンソン・バトン(マクラーレン)がコメントの内容を変化させている。

レース後にハミルトンは、燃料を節約するためチームに設定されたラップタイムを守った結果、バトンに抜かれたとして不満を口にしていた。

その一方でバトンは、自身も燃料を節約していたものの、エンジニアは「ラップタイムを設定しなかった。大量の燃料を節約する必要があるって言っていただけだよ」とのコメントを残している。

このような両者のコメントを受け、『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』のF1記者トム・キャリーは、「バトンが真実を語っているのか? それとも、チームからの指示が少しあいまいだったと言って、ハミルトンとの対立を避けようとしているのか?」と書いていた。

しかし10日(木)、バトンはカナダで以前とは違うコメントをしていた。

「僕は燃料を節約するように言われていたし、(ターゲットになる)ラップタイムも指示された。1分31秒だったよ」とバトンがモントリオールで語ったのだ。

ハミルトンもトルコで、ターゲットとして指示されたラップタイムが1分31秒だったことを明かしていた。

これに対しバトンは、ハミルトンが1分33秒を記録したために抜いたのだと説明。「つまり彼は、指示されたラップタイムより2秒遅かったんだよ」とコメントしている。

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