マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、モナコGP予選での出来事について、フェリペ・マッサ(フェラーリ)にペナルティーを科さなかったスチュワードの裁定に不満を抱いている。
マクラーレンに所属するジェンソン・バトンは、予選Q3の計測ラップ中、マッサにブロックされたとしてマッサを非難していた。
「しかも、ホームストレートへの立ち上がりが悪くなったから、次のラップにも影響があったしね」とのコメントをバトンが残している。
このようなバトンの発言から、マッサにペナルティーが科されるとも予想されたが、マッサは「僕はジェンソンをブロックしていない。最終コーナーでは、僕の前にクルマがいたんだ」と語った。
この件についてウィットマーシュは、スチュワードがマッサにペナルティーを科さなかったことを明かしている。
「スチュワードは、マッサがジェンソンに道を譲るため最善を尽くしたと判断した。今回の件に関しては、彼の最善は不十分だった」と不満そうに話すウィットマーシュのコメントを『Daily Mail(デイリー・メール)』が掲載した。