F1関係者が続々とヨーロッパに到着しているが、フォース・インディアとヒスパニア・レーシングの大部分のスタッフが、22日(木)の段階ではまだ上海にいた。
中国GPのチェッカーフラッグから4日経過した22日には、多くのF1関係者がヨーロッパに戻り、何よりも重要なクルマを搭載したF1の貨物もヨーロッパに到着したことが報じられていた。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、スペインGPへ向けて計画していたアップデートに大きな影響はないと語り、ロータスのチーフテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインも、スペインGPでは「2台とも」改良パーツを搭載すると明かしている。
しかしフォース・インディアのスポークスウーマンは22日、ドライバーはヨーロッパに到着したものの、「チームの大部分」が中国にとどまっていると上海で語った。
航空会社キングフィッシャーの会長ビジェイ・マリヤがチーム代表を務めるフォース・インディアだが、チームのスポークスウーマンは「23日(金)中に」チャーター機が離陸できることを願っていると加えていた。
また、ヒスパニア・レーシングのカルン・チャンドックは、チームスタッフの大部分がまだ中国にいることを明かした。報道によると、中国を出られていないF1関係者は数百人おり、ヨーロッパへのフライト待ちが週末まで続きそうであるとことだ。