ルノーF1の現チーム代表エリック・ブーリエは、グループ・ロータスの参入後もチーム代表にとどまるようだ。
自動車会社ルノーがジェニイ・キャピタルにルノーF1の大部分の株式を売却した1年前、ブーリエがルノーF1のチーム代表に就任した。しかし、先日にグループ・ロータスとルノーF1の提携が発表されたことで、F1界での知名度が高いグループ・ロータスのCEOダニー・バハールが新生ロータス・ルノーGPのチーム代表になるのではないかとささやかれている。
バハールは、レッドブルやフェラーリに所属した経験もある人物だが、F1の公式ウェブサイトにこう語った。
「彼ら(ルノーF1)の今年のパフォーマンスを見てみると、組織がきちんと機能しているようなので、それを変えるような予定はない」
バハールはジェニイ・キャピタルとグループ・ロータスが、何%ずつチームの株式を保有しているのか明かそうとしなかった。
「40%なのか、50%なのか、それも60%なのか、それはあまり重要ではない。大切なのは、役割と責任が明確に定められた、真のパートナーシップである点だ」とバハールは話している。
また、グループ・ロータスの親会社であるプロトンのモハマド・ナズミ会長は、「彼ら(ロータス)のF1関連の支出は、年間1,500万から2,000万(ポンド/約19億8,000万円から約26億円)のマーケティング予算から割り当てられる」と明かした。