グループ・ロータスのダニー・バハールCEOが、将来的にはルノーF1の株式保有率を引き上げる可能性もあると語った。
グループ・ロータスは、ルノーF1の株式の大部分の株式を保有しているジェニイ・キャピタルの株式を取得。しかし、9日(木)に報じられるところでは、近いうちにグループ・ロータスが、完全にルノーF1を買収する可能性もあるようだ。
バハールは、『Telegraph(テレグラフ)』のインタビューに応じたものの、歯切れの悪いコメントしか残さなかった。
「確かに、コントロールすることや株式などということについて話し合うのは興味深いことだ。だが、自動車メーカーであるわれわれとしては、ただ単にF1だけではなく、もっと大きな展望を抱いている」
ジェニイ・キャピタルの代表であるジェラルド・ロペスも、多くを語らなかった。
「おかしなものだ。われわれがルノーF1の大部分の株式を取得した1年前、われわれが同じ質問を受けていた。われわれが明らかにするようなものじゃないよ」
しかしバハールは、すぐにチームの運営権を獲得することは予定していないとも語る。
「ほかに難題を抱えるよりも、目標を達成することに忙しいのでね。F1が、常に進み続ける冒険だということは、よく理解している。将来的には変化があるかもしれない」
「今は、今日のことに集中しようじゃないか。明日になったら、どうなるのか楽しみにしていよう」と話すバハールは、レッドブルやフェラーリで責任者を務めていた経験がある。