フェラーリ、ルカ・バドエル離脱を認める

2010年12月08日(水)
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フェラーリは、2010年がテストドライバーのルカ・バドエルにとって、最後の年であったことを認めた。

まもなく40歳になるイタリア人のバドエルは、1990年代後半からフェラーリでテストドライバーを務めてきた。報道によると、これまでフェラーリのF1マシンに乗って、フィオラノ(フェラーリ所有のサーキット)で13万km以上走行したという。

マラネロに拠点を置くフェラーリは、ボローニャ・インターナショナル・モーターショーのプレスリリースで、バドエル離脱を発表した。

フェラーリは、モーターショーでバドエルが2009年型車を走らせると明かし、デモ走行が「フェラーリのテストドライバーとして、素晴らしい13年間のキャリアのお別れとなる」とコメントしている。

2009年、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が負傷し、代役としてレースに参戦したバドエルは、成績不振のためひどく批判された。

バドエルは1990年代にF1デビューを果たし、これまで58戦に参戦したが、ポイントを獲得できなかった。

フェラーリは先月、21歳になるフランス人のジュール・ビアンキと2011年のテストドライバー契約が締結したことを発表している。

さらに、ジャンカルロ・フィジケラとマーク・ジェネともテストドライバー契約を結んでいるが、誰が2011年のリザーブドライバーを務めるのかは明かしていない。

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