自動車会社ルノーが保有しているルノーF1チーム株式の売却契約が、17日(水)に署名される。
これを報じたのは『Le Figaro(ル・フィガロ)』紙。自動車会社ルノーが保有しているルノーF1チームの株式25%を、マレーシアの自動車メーカーであるプロトンが買い取るという。
『Le Figaro(ル・フィガロ)』は匿名の関係者からの情報として、プロトン傘下にあるグループ・ロータスがタイトルスポンサーになるとも報じた。グループ・ロータスのスポンサー契約は、年間3,000万ユーロ(約33億8,000万円)の5年契約だという。
自動車会社ルノーのカルロス・ゴーンCEOは、この報道についてコメントせず、「われわれは来年も、将来のシーズンもF1にいる」とだけ語った。
『Le Figaro(ル・フィガロ)』は、自動車会社ルノーが来季から、単なるエンジンサプライヤーになるとしている。
ルノーがエンジンを供給するのは、来季はロータス・ルノーにチーム名を変更するとみられる現ルノーF1チームと、現在はロータス・レーシングとして参戦しているチーム、そしてレッドブルの予定だ。