フォース・インディアが、アブダビGP後の若手テストに参加するドライバーを発表した。
アブダビでの若手テストにフォース・インディアから参加するのは3名。同チームのテスト兼リザーブドライバーであるポール・ディ・レスタのほか、イェルマー・ブールマンとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがテスト参加のチャンスを得た。ブールマンとダ・コスタは、初めてF1を走らせることになる。
ブールマンは、GP2やGP2アジア、スーパーリーグ・フォーミュラへの参戦経験があり、2008年のスーパーリーグ・フォーミュラではランキング2位になった。
一方のダ・コスタは、まだ19歳のドライバーであり、F1を走らせる史上最年少のポルトガル人ドライバーになる。ダ・コスタは2010年にF3ユーロシリーズへ参戦し、ルーキーの最上位になっている。
フォース・インディアのオットマー・サフナウアーCOOは、「ポールが基準となるタイムを残すので、彼らは自分のパフォーマンスを評価することができ、トップレベルのチーム内でどう働くのか確認することができる」と語った。
ブールマンは、初のF1テストを前に、「今回のチャンスをもらえて、信じられないくらいうれしいよ。最高なF1をテストするオランダ人ドライバーになることができ、光栄に思っている。数日後にチームへ合流するのが待ち遠しい」と喜びのコメントを残した。
ダ・コスタは、「今の僕に言えることは、フォース・インディアF1チームのテストで走るのは、僕のキャリアの中でも忘れられない1日になるということだよ。今後も、たくさんF1に乗れることを願っている」と述べている。