ティモ・グロックは2011年もヴァージンに残留すると明言しなかった。
ヴァージンのチーム代表ジョン・ブースは、グロックとの来年の契約は「不変のものである」と語っていた。
しかしブラジルGPの際に、2011年もチームに残留するのかたずねられるとグロックは、「今のところはそのようだね」と返答している。
グロックはドイツ語圏のウェブサイト『spox.com』に対して、特に難しい1年だったと今シーズンを振り返った。
「さまざまな問題があるってことは分かっていたけど、こんなに多いとは思わなかったよ」とグロックは認めた。
またグロックは2011年に残留することを100%明言しない理由についてもたずねられた。
「F1では先のことはわからない。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が復帰するなんて誰が予想した?」とグロックは答えている。
さらにグロックは、2010年の新規チームを「クズ」だと評したF1界の最高権威バーニー・エクレストンについても質問された。
「見出しを読んで、記事は見ないことに決めたんだ!」とグロックは笑い、次のように続けた。
「僕たちが既存チームに勝ったときに彼がなんて考えるか見ものだね」