F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)は、F1スチュワードが科す罰金の上限を引き上げるようだ。
今年のドイツGPで、フェラーリがF1で禁止されているチームオーダーを発令した際、フェラーリに科された罰金はスチュワードが科せる上限の金額、10万ドル(約812万円)だった。
これについて元F1王者ジャッキー・スチュワートはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モトーア・ウント・シュポルト)』紙に、「ばく大な予算があるチームにとっては、10万ドルなどペナルティーにはならない」と意見を述べている。
「フェラーリにとってはささいな金額だ」
FIA総会が5日(金)、パリで開かれたが、国際スポーティングコードを変更し、スチュワードが科せる罰金の最高額を25万ユーロ(約2,800万円)に増額することが提案された。