2010年F1ブラジルGP土曜プラクティス、セッションレポート

2010年11月06日(土)
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2010年F1第18戦ブラジルGPが11月6日(土)、インテルラゴス・サーキット(1周/4.309km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間22時)から60分間、プラクティス3回目が行われ、ロバート・クビサ(ルノー)がトップになった。

セッション開始時の天候は小雨、気温20℃、路面温度は22℃。前日の夜に降り始めた雨のため、路面は完全にぬれている状態でセッションが始まった。

セッションが始まってから10分ほどは、ガレージにとどまるクルマが多かったが、開始10分ごろから各車が走行を開始。各車とも、まずはウエットタイヤで走行。しかし、開始約20分でインターミディエイトタイヤを装着したニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がトップタイムを更新した。

ウエットタイヤ勢が1分22秒台のタイムで走行する中、ヒュルケンベルグは1分20秒535までタイムを短縮。開始約25分でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分20秒200を記録してトップに。タイヤはインターミディエイトを装着している。また、同じくインターミディエイトを装着したウェバーもタイムを更新し、2番手に浮上した。

開始約30分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分19秒912を記録してトップに。しかしその直後、アロンソがさらにタイムを更新し、トップの座を奪い返した。アロンソのタイムは1分19秒791。そして、今回が母国レースになるフェリペ・マッサ(フェラーリ)もタイムを更新。1分19秒735を記録してトップに立った。

残り約20分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分19秒500を記録。これでベッテルがトップに浮上した。その後、雨用タイヤやエンジンを節約する目的もあるのか、トップチームはガレージにとどまるクルマが多かった。

しかし、マクラーレン勢はリアウイングやFダクトのセッティングを変えながら、セッション終盤にも積極的に周回を重ねた。ハミルトンは最終的に、ベッテルに匹敵する1分19秒536を記録。2番手にまで浮上した。

残り数分、ロバート・クビサ(ルノー)が1分19秒191を記録してトップに。残り数秒でベッテルが最後のタイム計測に入ったが、ベッテルが速いタイムを記録することはなく、クビサがトップでセッションは優勝した。

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