セバスチャン・ベッテル、チャンピオンをあきらめるのは「バカみたいなこと」

2010年11月05日(金)
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セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、チャンピオンになることをあきらめるのは「バカみたいなこと」だと語った。

現在、選手権のトップに立っているのはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。ベッテルは、アロンソから25ポイント差になっており、まだチャンピオンになる可能性は残っているものの、そのチャンスが大きいとは言えない状態だ。

また、ベッテルのチームメートであるマーク・ウェバー(レッドブル)の方がアロンソとのポイント差は小さく、ベッテルはウェバーをサポートするべきだとの意見もある。しかし、ベッテルは自分がチャンピオンになる可能性をあきらめておらず、『DPA通信』へ4日(木)にこう語った。

「僕はあきらめていないよ」

「タイトルをあきらめるなんてバカみたいなことだよ。僕は戦い続ける」

さらに、ウェバーと協力するような「協定」は結ばれているのか質問されると、ベッテルは次のように答えている。

「とてもそんな状態じゃない。僕は自分のパフォーマンスに集中しないといけないね」

前戦の韓国GPでは、ウェバーはクラッシュ、ベッテルはエンジンのトラブルによるリタイアで、ともにポイントを獲得できなかった。しかし、これについてベッテルは、次のようにウェバーをけん制するようなコメントを残した。

「こう考えようよ。僕個人のミスでクルマをダメにしていたら、僕の失望はさらに大きなものになっていただろうね」

そして、レッドブルがウェバーを支援することで、自身がチームからの支援を失うことは心配していないとベッテルは語る。

「チームが僕を支援してくれているのは分かっているし、そのことについては心配していない」

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