韓国GP決勝トップ3FIA記者会見

2010年10月25日(月)
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韓国GP決勝トップ3FIA記者会見

1位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)2時間48分20秒810
2位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン)2時間48分35秒809
3位 フェリペ・マッサ(フェラーリ)2時間48分51秒678

Q: フェルナンド、ここ4戦で3勝目をマークしましたね。選手権争いの様相を一変させる一日でした。すごくうれしいでしょう?
フェルナンド・アロンソ(以下、アロンソ):ああ、当然だよ。2人が表彰台に上るなんて、フェラーリにとって素晴らしい成績だ。今季最高の一戦だよ。今週末はずっとコンペティティブだった。昨日の予選でマシンがすごく良かったので、きっと決勝もいけるなと思ったけれど、天候が不確定要素として残った。案の定、今朝はウエットで、荒れたレースになるのがはっきりしたよ。こうした雨のレースで完走するのは大きいが、優勝なんて初めてだよ。だから、よけいにうれしいね。

Q: ルイス、セーフティカー先導でのスタートから、今か今かと戦闘開始を待っていたようですが、その割に今日は特にタイヤで苦しんでいた様子でした。それでもタイトル争いに再び割って入りましたね。
ルイス・ハミルトン(以下、ハミルトン):そうだね、今日は素晴らしい結果だった。とてもハッピーだよ。小さなミスも犯したけど、それはもう落とし穴だらけのコンディションだった。フェルナンドのレース運びは見事だったと言うしかないね。今日は、僕らより彼ら(フェラーリ)の方が少しばかりグリップで優っていた。終盤、僕のタイヤは完全に終わっていたよ。だから、とにかく完走して1点でも多くポイントを取るレースをした。これでタイトル争いが面白くなったね。チームにとっても良かった。次の2戦では、もっと上の結果を出したい。

Q: フェリペ、あなたの口から今日のレースについて聞かせてください。最後は夜のドライブになってしまいましたが、3位の結果はあなたとチームにとってどんな意味がありますか?
フェリペ・マッサ(以下、マッサ):そうだね、チームが大量得点できて良かった。終盤の大変なコンディションの中、良いレースができたよ。とにかく真っ暗だった。ステアリングに、かなり強力なライトが点っているんだ。それが自分の顔に反射して、めちゃくちゃ前が見辛かったよ。それでもまあ、良い一戦だった。すごく大変だったけれどね。レース序盤は、とてもやっかいなコンディションだった。視界はほとんどゼロで、前のマシンがどこにいるのか、さっぱり分からなかった。でも今回の順位は、自分にもチームにも、すごく良かった。そして、フェルナンドは素晴らしいレース運びだったね。

Q: フェルナンド、今年の選手権も残り2戦となりました。マーク・ウェバー(レッドブル)とは11点、ルイスからは21点の差をつけています。今のご気分は?
アロンソ:そうだな、これと言って変化は無い。得点システムが新しくなって、ひとつのレースで様相がガラッと変わるようになったからね。もしポイントを上げられないと、直接のライバルに25点の遅れを取ってしまう。だから何も変化は無いんだ。今回、マークとセバスチャン(ベッテル/レッドブル)にはツキが無かった。でも、この後の2戦で何が起きてもおかしくない。タイトル争いには、まだ4人も5人も残っている。何度も言うけど、選手権を取るには安定した走りで表彰台に乗る事が肝心だと思う。僕らはここ6から7戦、しっかりと集中して良い戦いができている。でも最後の2戦、僕らは絶対に表彰台に上らなければならない。優勝を狙わなければならないんだ。

F1 TopNews携帯サイトでは、FIA記者会見の全文を掲載。F1トップニュースから10/25のニュースリスト「韓国GP決勝トップ3FIA記者会見その1とその2」をご覧ください。

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