初開催の韓国GPを来月に控える韓国インターナショナル・サーキット。同サーキットは最終査察の延期を認められていたが、査察がさらに延期されたようだ。
韓国インターナショナル・サーキットのマネジャーであるジェイソン・チョウは、『AP』通信のインタビューに応じ、統括団体FIA(国際自動車連盟)による重要な査察を前にして、緊張しているかと質問されていた。
「私の顔を見てもらいたい」とチョウは笑顔で答えている。
当初、7月に査察が予定されていたものの、サーキットの建設工事に遅れが生じていた。そのため韓国GPのオーガナイザーKAVOは、9月21日(火)までの猶予を与えられた。しかし最近のうわさによると、FIAがさらなる査察の延期を認め、9月28日(火)が新しい期限になったという。
韓国GPは10月24日に開催されるため、開催まで1ヶ月を切った段階で査察が行われることになる。
「何が何でも準備は整える。完成できなければ、イベントを開催できない。それなので、10日以内に完成させる」とチョウは加えた。
関係者は、悪天候によって完成が遅れていると語ったが、KAVOの副マーケティングマネジャーであるピーター・ぺクも、期限までにサーキットが完成すると自信を見せた。
「ヨーロッパの方々は、スケジュールを組み、積極的にそのスケジュールを守ろうとするが、韓国人も常にやり遂げるものだ」とペクは語っている。