ビタントニオ・リウッツィ「間違いなく面白い週末になる」/韓国GPプレビュー

2010年10月20日(水)
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フォース・インディアのビタントニオ・リウッツィが、韓国GPを前にした心境を語った。

ビタントニオ・リウッツィ
「シンガポールと日本では、すぐにレースが終わってしまった(ともに0周リタイア)から、韓国できちんとレースを戦うのが待ち遠しいよ。日本GPについては、僕にできることは何もなかった。いいスタートを決めて、すぐに5台か6台抜いて1コーナーへ入っていったんだ。そしたら、いきなりマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)がロケットのように突っ込んできた」

「僕にできることはなったし、チャンスはなかったよ。あの段階では、いい順位にいて、ポイントも大量に獲得できるはずだったから、ほんとうに残念だった」

「今週はファクトリーにいて、韓国のサーキットを覚えるためにシミュレーターで1日過ごしたんだ。走っていてとても楽しいというのが第1印象だね。低速から高速まで、いろいろなコーナーがあるし、すべてのタイプのコーナーに合うセットアップを見つけるのは簡単じゃないね」

「第1セクターは長くて、長いストレートがきついコーナーにつながっていて、またストレートという繰り返しになっている。僕たちのクルマに向いていると思うよ。第2セクターはあまり向いていないと思うけど、実際に行ってみれば分かるね。路面のグリップや状態によるところが大きいよ」

「いろいろなデータを確認して、タイヤの性能を引き出すため、金曜(22日)のプラクティスはかなり忙しくなると思う。クルマに少し変更を加えたから、プログラムの変更はさらに大きくなるね。それに、日本では僕のクルマがひどく損傷したから、韓国から最後の3戦は新しいシャシーを使う」

「今回の目標は、もちろん最後までレースを走ることと、予選でうまく力を発揮することだよ。僕たちは予選でかなり苦戦しているからね。予選の1周アタックでタイヤの温度を上げることに苦労しているんだけど、これによって後方からのスタートになっている。でも、原因を分析して、改善できないか確認する」

「韓国が楽しみだし、週末にいい仕事をしたいと思っているよ。間違いなく面白い週末になる」

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