ウィリアムズの新出資者クリスチャン・ヴォルフが取得した株式は、10%であることが明らかになった。
熱狂的なモータースーツファンでもあるヴォルフは、2009年にウィリアムズの株式を取得していたが、ヴォルフがどれほどの株式を獲得していたのか、これまでは明かされていなかった。
しかし、ウィリアムズが提出した書類を確認したところ、ヴォルフが獲得した株式は10%であることが判明したと『The Evening Standard(イブニング・スタンダード)』が報じている。
ヴォルフは株式取得のために1,600万ドル(約13億円)を支払ったとみられている。ここから逆算すると、ウィリアムズの価値は1億6,000ドル(約130億円)ということになる。
ヴォルフが株式を取得したことで、以前は70%の株式を保有していたチーム代表フランク・ウィリアムズ卿の保有率が63%に下がり、共同オーナーであるパトリック・ヘッドの保有率は30%から27%になった。
ヴォルフはウィリアムズのほかにも、元F1チャンピオンであるミカ・ハッキネンも所属するドライバーのマネジメント会社エーシズや、F3にエンジンを供給するHWAの株式を保有している。