レッドブル、着々と若手ドライバーを育成

2010年10月15日(金)
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レッドブル系F1チーム、レッドブル・レーシングとトロ・ロッソのリザーブドライバーを務めるダニエル・リチャルドは、F1へ参戦できるほど成長した。今年リチャルドが所属したチームの責任者がこう語っている。

リチャルドは日本GPの際、レッドブル系チームのリザーブドライバーの任を離れ、スペインでレースを戦った。ルノー・ワールドシリーズのチャンピオンをかけたレースだったが、リチャルドは王座を逃し、ロシア出身のミハイル・アレシンがチャンピオンに輝いた。

これによりアレシンは、11月にアブダビで行われるF1テストにルノーから参加することになった。

しかし、今シーズンにリチャルドが所属しているテック1のチーム代表シモン・アバディは、リチャルドもF1にふさわしいドライバーだとして、次のように語った。

「ウチの全員が、彼はF1へ行くだけではなく、F1で勝てると確信している。それ以外のことは考えられない」

レッドブルの支援を受けるリチャルドは、テック1を離脱するが、2011年はGP2に参戦するのではないかと言われている。

「僕もアブダビでの若手F1テストに参加するはずだよ。数週間以内に、レッドブルが僕に何を用意してくれるか分かるだろうね」とリチャルドは語った。

アブダビでのテストには、今年テック1でリチャルドのチームメートを務めたジャン・エリック・ベルニュがトロ・ロッソから参加する予定だ。

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