日本GPの予選が10日(日)に延期される可能性が高まってきた。
強い雨が降る鈴鹿サーキットで行われた日本GPのフリー走行3回目。ドライバーが走行不能だと訴え、これから雨がさらに強くなることが予想されていることから、統括団体FIA(国際自動車連盟)は10日の午前10時からセッションを始める手配を整えた。
9日の午前中に行われたフリー走行中にセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)がコースインする直前、ブエミのエンジニアは「予選があるとは思えない」と語っていた。
ブエミのチームメートであるハイメ・アルグエルスアリも「ストレートですらドライブ不能だ」とコメントしている。
ロータスのチーフテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインは、「もしこのままだったら、明日の午前中まで予選を延期する必要があるだろう」と『BBC』へ話した。
鈴鹿では2004年、台風が接近したために予選が延期され、日曜に予選と決勝が行われていた。